【NO.21】管理費と修繕積立金
こんにちは。キョクエイ・リアルエステートです。今回は「管理費と修繕積立金」についてお話します。
ご存じの通り、このような費用はマンションを購入する場合に月々かかってくるお金になります。この2点を混合してしまう方は意外と多いですが、それぞれ利用目的は異なります。
管理費とは、エレベーターのメンテナンスやエントランスの清掃といった共有部分の管理に利用されます。修繕積立金は、外壁塗装や給排水管の修理など、建物を維持するために利用されます。
購入する際、物件価格+諸費用だけのローン支払いだけでなく、この2点の支払い金額も住み続ける以上、永遠にかかってくる月々費用となりますのでご注意ください。
またこの管理費・修繕積立金で気を付けていただきたいのが、「将来値上がりする可能性がある」ということです。特に修繕積立金は建物の劣化に伴い修繕箇所が増えて値上がりしていきます。管理費も管理会社が変わることがあり、そのことにより値上がりするケースがございます。
月々の支払いに関係してくる以上、この費用は大きな検討材料になると思います。しかし、安いからお得と考えてしまうと後から痛い目に合う可能性もございますのでご注意ください。
購入を検討する際、「計画的に積立されてきたか。」をしっかりと調べてみないと、もしかすると大規模修繕工事を資金不足で工事ができないケースも十分考えられます。
このような計画については、「長期修繕積立計画書」や管理組合の「収支決算書」を確認することで解決できます。
購入する際、その辺りのことを考えず、あくまで今の月々返済(ローン費用、管理費、修繕費)のみだけ考えて決断しないようご注意ください。ご不安な点はお気軽にご相談ください。